■台風12号 政府が情報連絡室を設置
NHKニュースより。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010666121000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
9月2日 16時37分
政府は、台風12号が3日から4日にかけて奄美地方や九州南部に近づく見込みであることを受けて、2日午後4時に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、関係機関や自治体と連絡を取って、警戒にあたっています。
■自治体の避難情報 注意点は
NHKニュースより。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010666631000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_011
9月2日 19時40分
自治体が住民に避難を呼びかけるために発表する情報は、「避難準備情報」、「避難勧告」、「避難指示」の3つがあります。
「避難準備情報」は、高齢者や体の不自由な人など移動するのに時間がかかる人に早めの避難を促す情報です。
平成16年の新潟・福島豪雨で逃げ遅れた犠牲者のおよそ8割が70歳以上の高齢者だったことを教訓に作られました。
支援をする人はこの情報が出たら安全な場所に連れて行くなど力を貸してあげてください。
速やかに自分で避難できる人は非常用の持ち出し品の用意など準備を始めてください。
「避難勧告」は速やかに避難するよう促す情報です。避難勧告が出たら自治体などが用意する避難所や安全な場所に速やかに移動してください。
「避難指示」は、直ちに避難するよう指示する情報です。
この情報が出たときは災害の危険が差し迫っています。
直ちに安全な場所に避難してください。
夜間などで視界が悪かったり、道路が冠水したりして外に出るのが危険な場合には建物の2階以上に移動してください。
■熊本地震の死者86人に 10歳未満が初の災害関連死に
NHKニュースより。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010666521000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_005
9月2日 21時41分
熊本地震の被災者のうち、熊本県合志市の10歳未満から70代までの男女3人が新たに災害関連死として認定され、一連の地震による死者は86人となりました。
10歳未満の子どもの死亡が確認されたのは初めてです。
熊本県合志市は一連の地震のあと、死亡した被災者の遺族から災害弔慰金の申請を受け、避難生活での体調の悪化などで亡くなった災害関連死に当たるかどうか審査委員会で審査しています。
その結果、避難生活の長期化により体調が悪化した人など、4月から5月にかけて亡くなった10歳未満と40代、それに70代の男女3人を新たに災害関連死として認定しました。
熊本地震で10歳未満の子どもの死亡が確認されたのは初めてです。
一連の地震で災害関連死と認定されたのは、これで31人となり、6月の大雨による土砂崩れで死亡した5人と合わせて、熊本地震による死者は86人となりました。
★熊本地震の傷痕も癒えない九州地方に、台風12号が近づいている。
先月の台風や度重なる地震で地盤が緩み、少しの雨で土砂災害が発生したり、崩れた場所が川をせき止め川が溢れます。
避難準備が出れば、お年寄りや災害弱者は安全な避難所に避難して下さい。
健常者は、それを手伝ったり移動を補助をしてあげて下さい。
自らも非常持ち出し品や、両手が自由になるリュックなどを準備して、避難勧告や指示に備えて下さい。
勿論、行政からの広報が無くても危険度に応じて、明るい内や川が増水し始め、雨足が激しくなる前に避難しましょう。
自分の場所の雨が少なくても、川の上流地域では大雨が降り水かさが増えると、あっという間に川が溢れたり決壊に至ります。
また川に流木が流れたり倒壊家屋のガレキが、橋にぶつかりダムの様になると冠水や氾濫します。
橋が破壊されると、孤立化する地区もでます。
東北や北海道では、今も孤立化している住民が多くいます。
自衛隊の基地や駐屯地では、「台風コンディション」と言われる態勢があります。
台風コンディション4は、48時間前から基地の側溝を掃除したり風で飛びそうな資材や倉庫を補強して、縛着や場合によっては釘で打ち付けたりします。
台風コンディション1は6時間前ですが、既に対策を終えて司令部は停電に備えて予め自家発電に切り替えます。
レーダーサイトや航空団も、これに準じます。
台風如きで我が国の防衛を疎かに出来ません。
勿論、人員の増強や外出制限も出ます。
台風や災害の怖さを知り災害派遣の大切さを、誰よりも認識しているからこそ、臆病と思われる位に準備して万全に備えています。
もし自分に余裕があれば、災害派遣された自衛官や警察官、消防士・消防団を見かけたら労いの言葉を掛けて下さい。
殆ど不眠不休の活動をして疲れている隊員も、その言葉で頑張れる。
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災害派遣と台風コンディション
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